2010年12月29日水曜日

我が相棒の記録  ~750four~



  直ぐに忘れてしまうので

我が相棒の仕様を此処に記します

   1)ワイセコピストン&ボーリング
   2)K0 ハイカムに乗せ換え
   3)熱対策純正オイルクーラーワンオフ配管
   4)効きがいまいち ダブルディスク
   5)オイル漏れ対策 K4ブロック ヘッドに乗せ換え
   6)レスポンスUP TMRキャブへ
   7)排気効率UP HONDA&Nishimatsuコラボの無番マフラー
   8)お約束のポート研磨
   9)オイル管理 スミスの油圧計&ワンオフ配管
   10)オイルポンプ強化
   11)フロントフェンダーRSC仕様
   12)ファイナルギヤ47丁→41丁へハイギヤード (出足も高速もベスト)
   13)フロントカウル(ロックハート・レプリカ)高速時 超楽

過激な意味の無いチューンはせずに

私のスタイルに合わせた仕様で 西松氏が形にしてくれました

なので

タンクエンブレムのHONDAを取り外し

レストアショップ西松のステッカーを貼りました

なにせ メイドイン西松・・・ですからね


乗り易さ 快適性 ノーマルの良さ を大事にした

西松コンプリートです



一生乗り続けたい相棒です



          PorcoRosso




2010年12月15日水曜日

ひさしぶりに・・・


今日は 久しぶりに有給休暇を使い 会社を休んだ

    午後より親父を病院に連れて行く為だ


なので 06:30 カミさんを会社へ送る途中

  近所のマックで 朝マック


     ここで友人とメールを交わし

 いずれいつの日にか共に朝マックをやろうと認(したた)めた


  それから家に戻り 愛車をクリーニング

    高圧洗浄機で冷たい水を噴きつけ 汚れを落とす


後にタオルで車体をふきあげ ビッカ ビッカに仕上げる

  ボンネットも開けて エンジンルームもふき上げる

当然 車内も・・・

   いつも毎週土日に行う作業を 今日水曜日に出来たのはラッキーだった

何故?  

   だって 昨日 雨降ったからね

汚れたままでは 車が可哀想だから


   紅の白サソリ・・・これが私の相棒・・・相方・・・愛方・・・である


掃除が終わり 一息ついたら やけに青空がまぶしいのね

  こりゃ 単車日和だな・・・って事で

久々 GT1000のカヴァ-を剥がし ツートン・シルバーの車体を露にした

       渋い光を放つLツインのエンジン


  エンジンを始動させ(今時の単車はインジェクションなので あらたまった儀式は無いのね)

      50度の表示に成るまで暖機運転


 おっと ガソリンが無いって表示が出た


   よろしくは無いが ブレザー姿にヘルメットとグローブを着用し

早速スタート

    軽くトルクを感じ 路面を蹴る感覚を愉しみながら速度を上げる

ルート1を東に一気に150キロまで加速し 1分ほどで車体を右に加重し

  車体を立てて 一気にフルブレーキ

う~ん 快感

    信号の停止線で止まった後 右に折れ ガソリンスタンドに寄る


あれっ パープルのGPZ?

   あれは 23歳の女の子が操る チューンド・マシンではないか

名前は そう岩瀬さん


    そう言えばこのガソリンスタンドで仕事をしているって言ってたよな


  彼女を探して居ると 向こうから彼女が走ってきた


     私の名を呼びながら駆け寄ってきた

 しばらく 単車談義に花が咲き

   彼女は仕事も忘れて30分ほど会話を愉しんだ


  あまり仕事をサボらせるのは本意では無いので

    その場を去ろうとすると

 彼女は 近いうちに一緒に走ろうと・・・嬉しそうに声をかけてくれた

  そんな楽しい時間に区切りをつけ

再び単車を走らせた


    そうだ 最近寄ってないカフェに行こうか?


単車で走る事10分

   昔の馴染カフェ モンシュシュ


店内に足を踏み入れると 美人のママ まゆみさんと

  その娘さんが 笑顔いっぱいで “お久しぶり”って声をかけてくれた(^^)

このママさんは 私よりお若いママさんで 独身

  かなり可愛く且つ美人である


素敵な明るい店内で 決して広くは無いが 白を基調とした清潔感の溢れるカフェである


  ここで懐かしのマンデリンのストレート珈琲を頂き

世間話に花を咲かせ 美味しい時間を愉しませていただきました


   そんなこんなで 久々の単車で 

短時間ではあったが 素敵な時間を与えてくれた 女性達に感謝しながら

   気持ちよく 家路につきました


距離は走らなかったけど こんな走りもいいな・・・って思ったお昼前でした



         PorcoRosso



2010年12月14日火曜日

位置について



   今 現在 自分の立ち位置を意識して      

  事を考える人が どれだけ居るのだろう  

    
      何が大事なのか       

外的な要因に対し 都度々姿や心を変化させて

  うまく立ち回る事は素敵に見えるかもしれない

     でも 本当はそうでは無いはずだ   


人生に於いて 護るべきものはひとつ  

    それを器用に立ち回るのは  きっと大事なものが見えていないんだろうな


     その様な人を見ると  自己愛  と言う言葉を思い出す   



実は私も今 自分の立ち位置が見えていないで居る

        でも護るべきものは ぼんやりとでも見えているつもりだ   



 でも この つもり・・・が曲者なんだけどね        



                     PorcoRosso



2010年12月9日木曜日

生きる





         生きるとは


               それ すなわち拷問なり




                                 PorcoRosso



2010年11月30日火曜日

菜美さんへの手紙 2010年12月01日 単車乗りの季節

菜美さんへ

様々にして秋も深まり
紅葉も鮮やかに成って来ましたね

今が単車乗りにとって一番良い季節だと思っています

秋晴れの中 単車で走ると
澄んだ空気を通して見る景色は
本当に清々しく 景色がハッキリと美しく見えます

車のウィンドウ越に見える風景とは
微妙に違い
開放感があります

緑の中を通り抜けるとき
秋の香りが感じられ
自分が風に成ったかの様な
錯覚に捉われます

そしてもう少し寒くなると
もの悲しい風情と 去り行く年を胸に
旅愁漂う道をひたすら走る
その事だけに集中する

立ち寄ったカフェで 温かなホットミルクでも
飲みたくなる様な・・・
そんなシチュエーションが 気持ちよく感じられますよ

きっと貴女の御父様も
似たような事を感じながら
単車に乗っておられるかも知れませんね

菜美さんも
こちら側の世界に踏み込まれるのを
楽しみにしています


        PorcoRosso


2010年11月25日木曜日

透きとおる気持ち


今 あれだけ辛く 苦しかった時間が嘘の様に和らいだ感じだ

  悔しさと嬉しさが交錯している私の中で


  私の手から離れた夢にも勝る 新たに得られた友に支えられている心があるのがわかる



その心は混沌とした喜びの中に身を委ね 多分 穏やかなのだろう

 昨日までの 激しい苦しみは何処かに身を隠したようだ



  閉ざしていた心の扉を開いてみれば

今までとは違う空気を感じる事が出来た

  
  気持ちよく爽やかな空気が胸へと送り込まれるのが判る

身体が宙に浮く感じが その瞬間に得られる

    目を瞑れば 温かな光があふれ 身体を何かがすり抜けていく




 正しい行いは 常に平常心より生まれる

   心が乱れているときは 正しい判断が出来ないものだと思う


昨日 行動に移さなかったのは正解だったのであろう

 心を無に 平常心を穏やかさの中に置き

     そう云った感性を常に身に置ける様 日頃より意識しておく

 そして 年老いて振り返った時に 笑顔になれる生き方をしてみたいと願う

    その為にも正しい行いに 正しい考えを得る

          そう 正しいとは 道徳心を基準に考える


私は そんな人生を送りたいと 強い欲求を感じた



                PorcoRosso



2010年11月24日水曜日

泣きたくなる夜

切なくなるって

   なんでこんなに心が重く悲しいのだろう

胸がつまり 涙が出そうで


   なんでこんなに心が張り裂けそうに成るのだろう


 頭で思うことはただひとつ



しかし答えなんか出やしない

 
   悲しんでも何も生まれない



判っているのにね







    くそっ


   こんな身体なんか 消えてしまえ


世界よ闇にのまれてしまえ



     そして無に成ってしまえばいいんだ




               m・k


2010年11月23日火曜日

秋の風は・・・今の時代か

人の心は移ろいやすく

  命をかけた信念などは 忘れ去られてしまったのだろうか


些細な事でも 土壇場に立つと手のひらを返すように豹変する人達


    先ほどの約束なども何処へやら・・・


 これでは 将来を誓い合ったもの同志が すぐ別れてしまうのも頷ける







友との誓い 

       伴侶との契り


 共に戦う者との絆


少なくとも 私は命をかけて臨んで来た

      心あるものは 長年ついてきてくれた

拙いまでも 一生懸命生きて 誠実さだけは 誤解されようとも

 貫いてきたつもりだ


しかし・・・

 今の時代 それが嘲笑されるかの如く

     まるで迷惑かの様に扱われる 

なんと心が狭くなったものか


  いやいや 私の傲慢かも知れぬ

ただ 命の続く限り信念を持ち続けたいと願う


 肉腫と言う病は その生命を少しづつ蝕んでいく様に

残りの時間は 確かに長くは無い


    だから穏やかな中で安らかに しかしぶれる事無く生きたいと願うモノである


母と同じ病である事は 名誉にさえ感じる

 万物の精霊よ

助けてくれとは言わない

  ただただ見守って欲しいと思う


   
       PorcoRosso

追伸
心の揺らぎは
経験の無さにより 誤った方向へ進んだときの唯一の救いなのだろう

それは逃げや嘘ではなく その瞬間瞬間を一生懸命 手探りで生きるからなのだろうと今は思える

過去の過ちは人生に於いて無駄にしてはならない貴重な体験
それを糧にブレのない生き方を目指せるよう努力するところに価値があるのかも知れない


                                  m.k


 

 

おやじ

昭和2年1月4日の生まれ


   所謂 戦前生まれ

おやじからすると

  全く血のつながりも無い私を50年も愛情を注いでくれた

私にはかけがえの無いおやじ


 2010年6月に脳梗塞を患い

右半身の自由を奪われ

    言葉も自由に成らなくなった

しかし 時折弱みは見せるものの 自分の足で立ち上がろうとする姿は

 頼もしさを感じる


老いによる衰えと 気力による頑張りで機能向上を目指す事で

 相殺されては居るが

年齢に合わないその姿に 100歳を越えて欲しいと思う 



3年前 連れ合いを亡くして後 少なからず元気が失せたものの

  どっこい 俺は生きてるぜ!

と言わんばかりの威勢も飛び出す

   そんなおやじと共に生きる私は幸せ者だと

最近しみじみ思う


       永遠は在り得ないが

 しかし永遠を得たいと願う私である


        (2010年7月 某海岸沿いのロードにて)



   PorcoRosso


2010年11月17日水曜日

masochism ~自虐~


暗闇と光

人の心にある 不思議な境界


    そして鏡の奥にある世界

単なる光のお遊びでは無い

   よくよく見ると 微妙にずれている世界が向こう側にあることに

 時折気付くときがある


 ここにも こちら側と向こう側の世界があり

     目には見えない ハッキリとした境界がある

  



    私は 血縁と言う名の呪縛から逃れられず居る

       それにより 明と暗の世界を行き来する旅人と成る


その境界を越えるとき 自己を破壊したくなる衝動に駆られ

  人との関係をも破壊する事に快感を得る様に成った


     その後嫌悪感から自らを戒め 後悔の念に浸る


この繰り返しが 私を闇へと導く

  何れ 戻れなくなる時が来るのだろう

  
       その時 私の肉体は崩壊するのかも知れない



叶うなら その瞬間を 他者の目で見てみたい





                  PorcoRosso





2010年11月16日火曜日

安らぎとパートナーにありがとう (^^)


 それは何の前触れも無く   突然 ある風景を見ただけで

     呆然としてしまう様な一瞬

   こころに湧きあがる 言葉に成らない この感情





懐かしさなのか それとも理想の姿なのか

  壮大な姿の前では 身動きが出来なくなる様なこの感覚


怖い様な でもその中に見える安らぎを見逃す事は無い

  もしかすると それは身の破滅を呼ぶものなのかも知れない

しかし何時までもその身を委ねて居たくなる・・・説明の出来ないこころ



   それは日常と言う限られた時間枠の中では得る事が出来ない

まるで空を飛ぶ夢の様な感覚だった・・・




この二日間

 そう云った夢の時間を得る事が出来た幸せに

      そう 感謝したい



気がつけば無駄に過ごす生活と言う時間の中 

     パートナーの御蔭で有意義な時を過ごせた



         持つべき者は人生のパートナー




   時には 深く感謝し 考える時間も大切だ



喧騒と静寂の狭間にある安らぎに感謝して

  今日も眠る事が出来るだろうと思う


 アルコールをほんの僅か 

   喉を潤わせる程度にしめらせる

 

  またそんな瞬間(とき)を愉しみたいね


                        PorcoRosso



2010年11月10日水曜日

こころの旅


 
   正しく夢


  それは この大きな宇宙を 光よりも速く駆け抜けることが出来るなら


     一瞬の命に換えてもいい


誰も見ることの出来ない世界を 一瞬の瞬きの間でも構わない

  
  この目で見る事が出来るなら・・・


     今抱えている悩みなど 米粒ほどにも感じないだろうと思う



 今は夢に思いを馳せるだけ


     でも それだって旅だよね


  時間はいつの間にか意味を成さなくなり


      今の自我だけが 唯一の存在となる


 身体と言う柵から抜け出して 空高く弾ける様に飛び出そう


  きっとそこには 抜けるような青空と白い雲が待っているに違いない





   その先には きっと奇跡が当たり前のように起きているのだろう・・・青空と漆黒の狭間に



 いつしか こころに安らぎが満ち溢れ 永遠の無が始まる




                  PorcoRosso

2010年11月9日火曜日

wholeheartedly

気のおけないお店





    街の癒しスポットでもあるよね


 いつもお世話になってます(^^)



〒4400056
愛知県豊橋市南旭町68
0532-52-8554

前畑亭


                      荊 軻

2010年11月6日土曜日

朽ちる・・・こころ

  天気は素晴らしく晴天で  空気も冷たくは無い程度で気持ちいい


 空を見上げると そこにはヘリコプターがパタパタパタと漂っていた土曜日の昼下がり





あても無く 愛車 紅の白サソリ でウロウロしていると

なんと! そこには白サソリの御先祖様が居るでは無いですか('0')



  2代目チンクで名高いFIAT500

 カリオストロの城で登場したルパンファミリーの足車
 







時が経つのは悲しいですね

   否 

 大事にしていれば 今でも立派に走れるはず


可哀想に・・・このチンクは愛されていなかったのかな?


  私に保管場所やお金があれば 引き取って修復してあげるのだけど


残念にもCBの修復で散財してしまい 何も出来ないこの私
 





  最期まで面倒が見れないのならば 手にしなければいいのに


機械の車だって 走る為に生まれてきたんだよ


  愛情と手間を惜しまず与えれば 長生きするのさ 間違い無くネ


いや 生き物と違い 寿命は人間よりも遥かに永い


  なのにたかだか40年そこいらで朽ち果てるなんてのは


相棒に恵まれない可哀想な車だって事だよね



  今の世の中  人でさえも使い捨ての時代


モノでもココロでも 大事に・・・大切にする と言う事を伝えられていないのでは無いか


  そう思うのは私だけでしょうか・・・





  老いを見るのは辛いこと

    朽ちていくのは悲しいことに思えます




 愛せる相棒と出会うことが出来ない人も要るのかも知れないな・・・


だから 最期まで付き合うことが出来ない


 一概に責めることは止めよう



     でも

 叶うならば 永く愛して欲しいものです






そんな一日を思いながら

 馴染のカフェに行く



ここのマスターも単車乗り

  こころなしか奥様は反対しているけど(笑)


カフェの傍にあるカーポートには

  ローバーミニが居る


マスターやママと話をすれば  少しは癒されるかもしれない



Kapitan(カピタン)
〒431-0405
静岡県湖西市神座530−1
053-577-1227

2010年11月2日火曜日

心の暗黒




  今 会社のデスクに居る

    一応 幹部職などと肩書きはあるが

        どちらかと言うと “昼行灯” “窓際族”・・・の類だろうな


   就業時間中に 今此処でこの文章をしたためていること自体が

      仕事からは程遠い処に居る証



      こころの闇の部分・・・ダークサイド

         自虐的な感情を押し殺し


    努めて明るく振舞う事にも疲れ


        出来る事ならば 素直に暗黒の自分を前面に出したい


  他人を顧みず 己を省みず 

   
           そんな自分で暴れてみたくなる


    パワーハラスメント


        否  モラルハラスメント


 私の暗黒面は 此処に在るのかも知れない





  これは宗旨替えしたほうがいいのかな・・・



            

                荊 軻

2010年11月1日月曜日

相棒の咆哮





   凡そ半年振りの相棒の姿


      鈍い輝きを纏うエンジン   


彼と出会ったのは 今から7年前    42歳の夏だった


  それから今まで 様々な事があったね


 出会いと別れ


    夏の思い出


 最初のオーバーホール     友との出会い





  心臓の強化


トラックとの正面衝突  大破した相棒


       奇跡の帰還









 発覚した盗難車


そして今日に至る






    半年振りに目覚めたエンジンは とても快調で とても40年前の相棒とは思えない


         これからも よろしく相棒


  一緒に生きて行こうな


                     荊 軻



2010年10月30日土曜日

嵐の前の静けさ





朝からの雨で目を覚まし
窓から外を眺め 今日を考える

ひんやりとした空気に身を包み
未だ目覚めきれぬ身体と心を震わせ
紅の白サソリ・・・3代目チンクェチェントに火を入れる

夏とは違う
ヒートゲージがなかなか動かないのが
秋から冬に近づいた事を知らせていた


充分明け切らぬ空を見つめ
街も今起きたかの様に鉛色の空を
重く漂わせている

嵐が来る前の静けさを感じながら
3代目チンクのエンジンが温まり走り出すのを
待つ このひと時

   至福の時間なのかも知れない




                                   荊 軻




2010年10月27日水曜日

菜美さんへの手紙 2010年10月26日 時には昔の話を





菜美さん

私が19歳・・・20代くらいの頃は
毎日単車に乗っていて
それはもう 単車に乗る為に働いていた日々でした

当時は250ccの黒いホンダ・ホークと言う単車に乗っていて
丹後半島や紀伊半島など 1人でツーリングに行ったものです

日帰りあり 寝袋やテントを持ってのツーリングあり 等で
それが生き甲斐に成っていましたね(^^)

田舎の暗い見知らぬ道を走る寂しさと ワクワクする高揚感
今では懐かしく思います

見知らぬ街で出会う人との交流は 素晴らしい経験でもありました



今でも 何もかも捨てて 1人旅に出たいと思うことがあります

そうすれば 新しい何かを見つけることが出来そうな気が・・・


でも 振り返るとそこには 毎日の現実社会が迫って来ているのです


逃げ道の無い現実が・・・






菜美さん
貴女はまだ若い

これからいっぱい夢を追いかけてください

現実を踏みしめながら 未だ見ぬ未来の全てが貴女のモノです

働くと言うのは そう云った夢の糧を得るひとつの手段かも知れません

一生懸命働くからこそ それによって得た夢の現実は価値のあるものだと信じます



また 次も単車の話を聴いて下さい
色々と思いで深い事もありました
夢の様な話や 少しエッチな事もありました(笑)

今となっては 懐かしい話です


それでは・・・


           m・kより

2010年10月24日日曜日

我が名はGT1000





今日久々に走らせてもらった

 RIを豊橋から浜松に向かって


今にも雨が降り出しそうな雲が 空を覆っている


  ライダーは私の心臓を目いっぱい回転を下げ トップギヤで走れる

 最低の速度で巡航する







きっとライダーは私のギリギリの力で ノッキングを起こす手前の鼓動感を

 愉しんでいるのだろう


路はなだらかな そして穏やかな起伏を持つ

 
 ライダーは 時折アクセルを捻り

     ゆっくりとしたトルクを引きずり出してくれる


アクセルの動きからやや遅れ気味に回転が上昇する

 本来の働きでは無いが たまにはこんな仕事も悪くない


路面を蹴るようなフィーリング

   確かなグリップを感じながら駆け抜けていく


気が付けは 周りの仲間達より倍以上の速度域に達している

  






 遠くに大きなブリッジが見える

その先には海が


   鉛色に染まった空には


肌寒さが感じられるまで気温を下げようと 太陽を隠したままだ


   私の心臓は89度まで上昇

いつもなら100度を越えるところだが

  今日は気温が低いのだろう

 



 
  僅かながら渋滞ポイントに来たようだ

ライダーがステップに加重をかけてきた

  右に左に・・・

シートに尻を押し付けながら体重移動を行っている
     

  まるで障害物リレーのように駆ける

その眼下には開けた空と海が見えてきた


  ああ・・・今日はこの為に来たんだ






これからも この感じを忘れないで居よう

 また走れる日の為に




       GT1000

2010年10月23日土曜日

豊かなこころ・・・





どうすれば、こころ豊かな社会になれるのか?
いや、社会で無くとも、一個人としてこころ豊かな人間になるために
どうすればよいのか?

友愛に満ちた社会を私も望みます。
日に日に治安の悪くなるこの日本で、荒んだこころの人達が増し
唾をはいても、素知らぬ顔をする人間関係の中、
子供への躾どころか、自らの欲情を抑えられない道徳の無い親。

日に日に道徳心を無くしている社会!

今の人間社会に憂いを持つ事さえしなくなった若者たち…
何故なら、今の若い人たちは、この社会、人間関係が当たり前の中で
生まれ育ったのだから、憂いを持つ事すら疑わない…

大人が大人らしく、子供を一人前にして社会に送り出す…なんて大義を
忘れ去られて久しい教育…
隣人が苦しんでいる時に手を差し伸べる事に、恥ずかしさと無関心を装う人達…
子供が子供らしく…消化しきれない知識だけをインプットされて道徳意識を芽生えさせることなく身体だけ大きくなる若人

こんな社会になったきっかけは一体何なのか?

一度開いたパンドラの箱は、その結果元には戻らないかもしれないが…
このままでは、無秩序がはびこり、野性と化す時代もそう遠くは無いだろうと思う。

私たちは、一体何をすれば友愛の満ちた社会に戻す事が出来るのか?
せめて、家を空けるとき鍵をかけなくても安心して外に出かけられた時代を懐かしむ。

過激な事や、守れない法律を作り規制しても、こころは戻らない…

時間をかけて出来あがった人のこころは、更に時間をかけて元に戻す事をこころかけなければならない…
人はゆっくり育ち学んで道徳意識を得て行くものだから…

焦っては行けない。
しかし、その方法を知らない私たちは、何をどの様に行動すればよいのか判らないでいる。

1足す1は2ですよ。と、教えても、“いや3です。”と、信じ込んでいる成人に道理を教えても
徒労に終わる・・・
大切なのは、物心つく以前からものの良し悪し道徳と道理を頭からではなく、身体から教え込んでいかねばならない。
この真理を脇に置き忘れられ、成人まで無秩序な教育の“育”の部分を忘れた育て方に疑問を持たず
情報だけを与えられた成人が“1足す1は2ですよ。と、教えても、いや3です。”となるのは必然であり
心の部分を育てる事をせず、知識だけ与えた結果なのだろうと思う。

せめて、隣人が困っている時に手を差し伸べることからはじめよう・・・
人と人との関係を、猜疑心では無く信頼関係で結ばれた人に成れるために

人と人のつながりは信頼から始まるものだと信じたいではないですか!



パンドラの箱で最後に残ったものは“希望”だったと覚えている


                   荊 軻

                

2010年10月20日水曜日

ちいさな幸せ(^^)




      1・2・3・4・5


           ただ それだけなんですが


       なんか 嬉しくて 写真しました



                              荊 軻

2010年10月11日月曜日

その集まりは ギリシャ神話の怪物から名前をとった 日本最古のモーターサイクリスト・クラブの集いであった





40代50代を中心としたようなそれは

 子供達では発することの出来ない雰囲気を放ち 大人の世界を形成していた




クラブの長であろう

 ひと際強いオーラを放ち 男達の前に立ち声を発した

40年以上続いている モーターサイクリスト・クラブ

 それは クラブなどと言う一括りには出来ない

計り知れない力を持った男達




この長にして この男達


   スケールが違いすぎると感じた


そして この長に話かけた

  一年前の出来事を



長は私の事を覚えてくれていた

  一年前のことが無かった事の様に・・・やさしい声で


私はこの地に来たことが間違いで無かった事を知った


2010年8月1日日曜日

彼方の友へ



8月1日 午前2時頃
東名高速道路 上り浜名湖サービスエリアにて
大阪からの旅人が居た






少ない休暇で友人に会うため 東京へひたすら疾駆していたのだと言う
次の日には大阪に戻らなければならない彼は
片道500kmの行程の途中サービスエリアで休憩していたのだ






それだけの労力を要してでも会う価値のある友との再会に
無事東京へ到着することを願わずにはいられない・・・





ライディングジャケットに貼り付けていたBellerophonのパッチを剥ぎ取り
彼に手渡した・・・無事生き残る願いを託して

程なく他愛の無い会話に終わりを告げ
再び私も風の人となった





                       傍若無人

2010年6月28日月曜日

20年の歳月

あれから20年
私の愛用品・・・1000マイルブーツ

 
     
      
   


アメリカン・ワークブーツの老舗
  WOLVERINE~ウルヴァリン~

28歳の時
大阪八尾のアウトレット館で購入
今から20年前である・・・

当時はアウトドアでオフロードを歩く時は
必ずと言っていい程、この靴を履いたものだ。

屋久島の紀元杉を前に、この靴と共に立った。
この他 様々なシーンで、共に過ごした相棒

そんな相棒も20年経ち 今、革も硬化し始めソールも磨り減った
使い捨て時代の真っ只中、人でさえも使い捨ての時代・・・

そんな時代に辟易している私は、この相棒を“捨てる”なんて事が出来ようか?

          否!


この豊橋の地で、靴職人を探すこと1ヶ月・・・

ようやく見つけた南陽梨沙さん
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&categoryid=2&id=23289
若いが、腕の確かな職人である。
ちなみにBMW乗りのライダーでもある。


この職人の手によって、よみがえった1000マイルブーツ







一生モノ・・・大事に使い、確かなメンテナンスで生涯の相棒となってくれる様々なツール

そう言った相棒達を選ぶ。
KADOYAのジャケット CB750four ABRTH500・・・他にも小物が様々

生涯を共に生きていく相棒達と、これからも一緒に・・・






                 傍若無人