2011年6月30日木曜日

   死

  
命の炎が消える


これを死と言う


それまでの行い 仕草 言葉 それらが

ある瞬間で 全てが切れる


何処に行く訳でもない

生と言うものが いきなり失せてしまう


無が全てを飲み込み 消滅するのだ


そこに残るのは 入れ物であった肉体のみ



命とは 単なる科学的な反応だけだったのだろうか


反応が昇華し 様々な 且つ複雑な反応を見せていた


死とは その反応が止まった事を言うのか


生きる事の意味


そこには虚しさしか無いのかも知れない




母の命日である今日


悲しさと切なさが 身体を支配する


こんな複雑な反応なんか無ければいいのに




あの雲の向こうに ふと 行ってみたくなった




夏の幻

2011年6月18日土曜日

親愛なるモノ達よ

凡そ1ヶ月

靴の修理とヒールの交換を終えた

名も無い 4000円で購入したブーツが帰ってきた^^


あははは・・・ってな感じで

修理費用の方が値段が高かった(笑)


でもね  愛着の湧いた品物は お金では無いんだよね






実は 腕時計もそうなんだ

先日ベレロフォンのメンバーから頂いた腕時計

これも数日の間で とてもお気に入りになり

そのメンバーの方にベルトを作ってもらった


また 一段と腕に馴染み 時を告ぐる機械が生き物のように感じる


別にモノに固執している訳では無いと思うのだが


ただ使い捨てが どうも好きではない様なんだな

今の時代 人でさえ使い捨てされる時代


もっと心を大事にしても良いのではないかと思うんだけど

今の時代 それでは生きていけないのかな?



PorcoRosso

2011年6月12日日曜日

夢は夢へと・・・


いつの頃からだろう

このCBを 何れ女性のライダーに託したいと想う様に成ったのは


何故?女性なのか?



私自身にも定かでは無いが

私と同じ様に このCBを愛してくれるなら

無償で託したいと・・・








時代は過ぎ

化石燃料を使用する生き物は

何れ淘汰されるであろう



しかし

遥か彼方


遠い海の向うからやってきた

この単車は

これからも時代を経て

生きつづけなければならないと直感する



私の手元に来て

大切な友が仕上げてくれたこの単車


私が乗れなくなる日は

そう遠くない



この重い鉄の塊を操る兵の

世代を超えて引き継ぐべき女性(人)を

今 静かに待っている


この鉄の塊を 颯爽と操る姿は

雄大では無いか



その為にも

私がもっと生き生きと営み

後悔の無い生き方をしなければ

引き継ぐ者も現れないであろう


英雄ベレロフォンと共に受け止める人を

夢は夢へと終わらせる訳にはいかない


半世紀少年
PorcoRosso


まだまだ走らないと成らないな



M・K






2011年6月7日火曜日

魅力・・・





今から

そうだな~

30年位前かな


ホンダからウィングGLって単車が出たんだよな

あの時は 面白いエンジンだな・・・って 妙に興味を持っていたんだ

V型の2気筒 縦置きクランク・・・なんて事も意識せずにね


ところが

今頃になって 元祖 本家本元が居る事を 半世紀近く生きて

ようやく知った


それが MOTO GUZZI


走らせてみないと その魅力は理解できない


いや

人によっては 拒否反応を示すであろう 独特の癖




私は 以前カリフォルニアと言うGUZZIを所有していたが


初めて乗ったときは ヘルメットの中で雄叫びをあげ 大笑いして喜んだものさ




今度は その基本設計の同じエンジンのマシンで SPORT1100

スポーティーマシン





でもその特徴や味は やはりGUZZI

もう手放す事はできないだろうな・・・っと思うのでした


愛せる単車を複数持てるのは


幸せなんだなって 本当に思います




PorcoRosso

2011年6月3日金曜日

~半世紀少年~

坂道を転がるように

まるでブレーキの壊れた車のように


今 私の頭は アルコール漬けになって転がり落ちています












愛犬 優(ユウ)


PorcoRosso