2012年2月29日水曜日

今日も一日

ケータイからなので

この雰囲気を残せないのは

残念


一日の終わりに「もりや」へ


するとマスターが焙煎(仕事)中

店内 コーヒー豆を煎る香りが充満


一日の終わりには

こんな雰囲気を味わうのも最高


チンクエチェントも窓から見える

幸せの時間だね

2月29日・・・雨です



  昨夜 年をまたいで2ヶ月ぶりに


愛車のチンクエチェントの修理が終わって戻ってきたよ



リアに白サソリを這わせて


これでは『紅の二匹の白サソリ』だよ



私は このサソリデザインがことのほか気に入っている


なので

前のボンネットとリアのハッチに

飾らせてもらったのさ


今朝 奥様を仕事場まで送る時に

あらためて思った


あぁ 運転しているんだな・・・ってね


自分で運転しているって思えるんです


硬質な感じのボディーと足回り

クイックなハンドリング


単車と車

チョット

わがままなのかな




PorcoRosso


  

2012年2月28日火曜日

画像の無いのは色気が無くて嫌いなんだけど…

ケータイから入力すると
画像の貼り付けが出来ないのは
少々哀しいな

でも時々出先から「呟き」たくなり
それをブログにとどめ様と思うんです

さて
何を呟くか…と言えば

最近の自動車運転の在り方について

やいやい
てめーら ウインカーの目的って知ってんのかぁ あ~ん

最近ウインカーを使わずに
右左折する車…ではないな そんな「人」が多く成って来てます
車線変更も同じ
ウインカーを使わない

今更 目的云々って言わないよ
アホらしいから

緊急時の進路変更等は仕方ないとしても
どう見ても普通の走行時にウインカーを出さずに…

困ったモノだ

悪い時には事故の引き金になるし
関係無い人が巻き込まれてしまう

全く どんな輩が運転してんだか


車の運転だけではないな
このモラルや常識の無さは いったいどうしたのだろう?

異常の中で育った人間は
その異常が普通に成るんだろうね

これから益々エスカレートして
人間が野性に近づいて行くのだろう


我ら単車乗りは せめて教えられた事を
守りながら 走りにこだわりたいモノですね
無法 無秩序は
勘弁してほしいモノです


果てさてどうしたモノか
このままでは単なる愚痴に成ってしまうではないか

自警団だな

これはもう自らの手で治すしかない

この世で最も多くの問題を解決した手法は何だろうか?

それは暴力

これを忘れたから 無秩序な暴力に負けてしまったのかもしれない



PorcoRosso

2012年2月25日土曜日

いいわけ・最終章

南東へ

ひたすら9号線を南東へ


暗い路を  ヘッドライトに照らされた路を走った


目線の向こうには 大きく影となっている山々

その向こうの空には 星が輝いている


すれ違う車も少なく 単車などは皆無


寂しい夜の国道は

私を旅の人に迎え入れてくれる


私は旅人

長い距離を走る事に快感を感じる


そう
昔はそうだった

走る事だけが幸せだった


今は?


若い時とは違い

いろんな物をいつの間にか背負ってしまっている


重荷に成る物 幸福を感じるもの

数え上げたらキリがない

四半世紀の人生と 更に半世紀生きた人生とでは

その複雑さが更に重みを増す


いつの間にか走る事を忘れ 無欲の幸福を求める事も忘れ


つい先月 フルムーンカフェで走った夜の伊良湖街道

その時に 25年前に走った福知山の事を思い出した

彼女とのSEXより 単車との旅に幸せを感じていたことを

今思い出したのだ


それは私の人生に深く関わっていたにもかかわらず

永く“それ”を忘れていた



福知山の警察署を後にして

ひたすら走った夜の路

それがどんなに幸せな事だったのか  今気がついた



別に目的目標を持たなくてもいい

旨い物を食いに行く訳でもない


ただ走る  一人で

頭の中を無にして・・・無心になって ひたすら走る



垢にまみれた今 同じように走る事が出来るか?


しかし私の原点は此処に在る様な気がして仕方がない

それは気のせいかも知れない



いろんな事を言い訳にして 走らない理由を探す

そんな生活から脱したい





言い訳に頼らない 私の原点をもう一度




2012年2月23日木曜日

続々・いいわけ

引取りの許可が出て

警察署内の駐輪場へ向かう


薄暗い駐輪所の右の方に 我が愛車が佇んでいた

薄暗い蛍光灯の光に 美しく輝く黒いCB400T


本当に美しく感じた


黄色く薄暗い光の中で 我が愛車は その存在感を表していた

黒いガソリンタンク 大きなダブルのシート

直立した360度クランクの2気筒エンジン

太いメガホンマフラー

ヨーロピアンを漂わせながら アメリカンをも感じさせる

アップハンドル


当時のHONDAが4気筒より良く回ると豪語した2気筒エンジン

1気筒あたり3バルブであり

ショートストロークの

しかし中低速の強い 不思議なエンジン


そんな単車が 福知山警察署の駐輪場の一角を占領していた



その単車の姿を 私は

涙こそしなかったが

嬉しくて嬉しくて  人が見ていなかったら 飛び上がって

その嬉しさを表現しただろうと思う


どうやってエンジンに火を入れたか覚えていないが

きっと 感無量であったに違いない



あぁ我が愛車


愛おしいと言う言葉は この時の為にあったと言っても過言では無いだろう


私の股座の間で 2気筒のエンジンが鼓動し 息づいている

2気筒で在りながら 単気筒をも思わせる鼓動感がとても嬉しい


当時のHONDAは 本当に芸術的なエンジンを造ったものだ


相棒と二日ぶりに再会し 感激の出会いをした後

福知山警察署を後にしたのでした





つづく

2012年2月22日水曜日

続・いいわけ

日曜日に没収されてしまった単車

これを取り戻すには免許証の再交付が必要に成る


JR福知山線のローカル列車内では

彼女と それでも楽しい旅にしてあげなければ可哀想なので

帰りの道中は それなりに列車の旅を楽しんだ

しかし頭の中は単車の事でいっぱい

それまで片時も手放した事のない単車だった

如何にして少しでも早く手元に戻すか・・・

その事だけが気がかりだった


次の日月曜日

簡易裁判所へ向かい

本来であれば無免許運転に成るところだったが

担当したお巡りさんが配慮してくれて

「うっかり失効」と言う名目にしてくれたお蔭で

普通の免許更新の手続きだけで済む…との事だったのです



簡易裁判所では簡単なやり取りをした記憶しか無く

次の日 火曜日

門真の試験場へ行き

更新の手続きと お約束の講習を受け

15時に終了

はれて免許証を手にして   さてどうしたモノか

明日も会社をズル休みをしようか…どうか


悩むこたぁ無い

今から行けば良いではないか…と

ひとり阪急電車の小豆色の車両に乗り込み

梅田へ向かい

そこから大阪駅へ徒歩で向かう

JR福知山線に乗り込んだ


今とは違い 列車の出入り口である扉も 任意で開閉できるモノ

私は 扉を開けたまま 入り口3段くらいの階段に座り込み

独りローカルの旅を楽しんだ



緑深い街を通り抜け  遠くにはJRと平行して流れるような道路に

車や単車が走っているのが見える

あぁ のどかで平和に見える風景だな~


きっと 向こうに見える風景の先で

私とは別の生活と 人生の営みが行われているのかと思うと

不思議に思える




あの緑の風景に溶け込んで あの路を走ってみたい

そうすれば私も幸せになれるかな・・・


そんな事を考えていた事まで思い出した


すぐ足元に赤い鉄橋の鉄骨が走るように横切って来る

緑の香りが鼻を抜ける

とても気持ち良い




やがて夕暮れが訪れ 景色が青色に染まり 空が紫色に深まってゆく

山の向こうには夕焼けが微かに見え もの悲しい気持ちにされてゆく



俺の単車は あの山の向こうにあるのかな・・・って思ったっけ


そうして21時ちょうどに福知山へついた




駅には誰もいない

駅員が寂しげにひとり立っている


福知山警察まで国道沿いを歩く

田舎の街だ 街灯なんかも傘に電球がついた簡単なもの

少し肌寒い

ヘルメットを掴んだ手が 少し重たくなってきた


今の様な重装備で走っていなかった昔は

薄い革ジャンにGパン姿で

9月の夜には 少し厳しいものがあったよな



程なく警察署へ到着

警察署の窓口や事務所には人影が少なく

蛍光灯も ところどころ消されており 薄暗い事務所だった


当直の警察官に声をかけ 単車を引き取りに来た事を伝えたが

担当の警察官が既に帰っているとの事で 出直してくれと言われたときには

さすがに焦ってしまった

『実は大阪から来たのです』

多分 泣きそうな顔だったのだろう 警察官も驚いたような顔をしていた

『それじゃぁ 担当者の自宅に電話してあげよう』

黒電話のダイヤルを回してくれた あの時間を忘れない

『もしもし 先日のバイクの者です・・・ やっとの思いでやってきましたが 担当の方が居ないとの事で この電話をしてくれたのです』

『いいですよ 持って帰ってください  横に居る警官と電話を代わってくれる?』


それから短い会話をした後 単車を引き取る許可を得る事が出来

ほっと安心したのでした



つづく

2012年2月21日火曜日

いいわけ

ふと

単車に跨ると あても無いのに何処までも走る

それが当たり前の様な生活…

…だった


何も考えずに ひたすら走る事だけに熱中して

黙々と距離を稼ぐ様な走り方


国道9号線を夕暮れ時に北へ走ったあの日

そう言えば彼女を後ろにのせて居た事も有ったな

名前は「ミヨさん」

俺がまだ25歳の時だったよ


丹後半島の経ヶ岬

いつものキャンプ地


若かったんだよな

9月の21日

小柄で八重歯の可愛い 且つグラマーな女性

今でも彼女に勝る女(ひと)は現れない

1年の短い関係だったけど

このタンデムツーリングは 一生忘れないだろうね


何を忘れないかって・・・

キャンプの一夜・・・ではなく(笑)


帰りの道中でおまわりさんに捕まってしまった事なのさ


福知山で一旦停止を気付かずに通り過ぎ

紅いパトライトをまわしながら追っかけてきた白黒パンダ


まぁありがちではあるけれど

青切符を切られたのさ


ところが私の誕生日が三日前



おっと 免許の更新を忘れていたのね


とたんに赤切符

無免許での道交法違反


もう最悪でしたのさ



単車は福知山で没収


仕方ないので

パトカーで最寄の駅まで送ってもらい

JR福知山線で彼女と

ローカルの旅をする事になったのでした


もう頭の中には 彼女の事ではなく

没収された単車(HAWKⅡ)の事だけ

如何にして 早く愛車を取り戻せるか?



その事だけしか考えられなかった



つづく

2012年2月19日日曜日

21時

豊橋にある

JAZZ喫茶 グロッタ

昨夜 若い奴ら二人を呼んで珈琲を飲む

別に用事があった訳ではない

ただ無駄話の中に 憩いを求めた


彼らにしてみれば迷惑な話だが

寒い中 バイクで駆けつけて来てくれたんだ

珈琲くらいは馳走してやねば(^ ^)


そう言えば

私がバイクに求めて居るのは何だろうか?

感覚的に癒しを求めて居るような気がする


イイよな それで

暗い田舎道を…

伊良湖街道を走りながら

得る事の出来た癒しの効果だった








2012年2月16日木曜日

フルムーン カフェ

次の満月は

3月の8日


また21時に珈琲の準備をしておこう


場所は 浜名バイパス道の駅

『潮見坂』



PorcoRosso

2012年2月15日水曜日

立ちゴケの日













絶不調

今日は朝から熱っぽく

どうやら風邪を貰ったらしい

寒気がして 怠い


この2日間 雨が降り

バイクにも乗れていない

ストレスも蓄積されている

これはバイクに乗りなさいって

神様のお告げだな


路面も乾き始めている

外気温も心なしか暖かく感じる

900のエンジンに火を入れる

今日はネックウォーマをせずに走ってみようか

きっと 気持ちイイだろうな

どんよりとした空模様

昔ツーリングした時の事を思い出すよ


さぁ
今から出勤だ

モヤモヤした気持ちと一緒に排気ガスを

吐き出そう

2012年2月14日火曜日

今日も穏やか


如何なる時も

平常心を保つ



そんな事は なかなか出来ないけど


けど

単車の前に座り込み

この愛おしいマシンを眺めていると

何故か落ち着くのです


夕暮れ時の

ひと時

少々手入れを行った後

のんびりと眺める


あぁ・・・

幸せなんだよな

きっと


黒い車体に

黒いエンジン


それに反するような

シルバーのサブフレーム


妙な取り合わせの色合いが

また面白く

愉快な 穏やかな時間を作ってくれる



馴染のカフェで

ヴァレンタイン・ブレンドを

戴きながら

今日の一日を振り返る





半世紀少年・・・と

自分で言ってるが


許してもらえるなら

生涯 少年と言わせて欲しいな




50年の歳月は

長い様で 本当は短い

この歳月が生んだのは

この様な『おっさん』


世間に迷惑をかけながら

これからも生き続けさせていただきます


でも正に

PorcoRosso

紅い豚だよな(笑)



2012年2月10日金曜日

2月8日 フルムーンカフェ

今日は

2012年2月8日


今年に入って

2度目の

満月


振り返れば地平線・・・を

意識して

伊良湖街道を東に



途中で寄ったのは

馴染のカフェ

自家焙煎カフェもりや

ここで

今日の主役 珈琲を仕入れる



マスターに

時間外の営業をさせ

ドリップパックの珈琲を仕入れる



そして

再び

伊良湖街道へ



バイクに

荷物

ペットボトルに水

紙コップ

コンロ

ガスボンベ

チャッカマン

もりやの珈琲



まるで

キャンプに行くような

久々の荷物だよ



街道を

黙々と走る



ルート9を

北上したときの事を思い出す


まだ若く

経験も技量も無く

ただ闇雲にバイクを走らせていた





でも

あの時の

むなしさや

寂しさ

孤独のやさしさ


それらが混沌として

風情となって

からだを

意識を

包み込んだ




そんな時間を

懐かしく思えた

僅かな時間


とても

幸せな 大切な 貴重な

そんな時を

しばらく忘れていた


30年の時を経て



思い出したよ 



潮見坂の道の駅で

バイクを止め

荷物を降ろし

コンロとガスボンベ

それとやかん



冷たい風の中

火をつけて

湯を沸かす



これまた


はるか昔

鳥羽の駅

バスターミナルで

野宿した事を思い出した



あの時は

友人が

二人

一緒だったな・・・



今は

独り


でも

独りでは無い



空には

満月が輝いている



そこに


仲間がやってきた


ひとり


またひとり


またひとり



またまた

ひとり



よく

こんな寒い中

来てくれたね


さぁ

今から珈琲を

淹れるよ






しばらくして

夜が明けて


空が明るくなってきた


陽が昇り

青空が広がる


満月が

控えめに

空を照らしていた



今宵の満月も

消えてゆく



また

今度な


PorcoRosso


   

  

    










2012年2月5日日曜日

2012年2月5日  たかくついた日(笑)




浜名バイパス


豊橋→浜松

入り口





南に海が見えるよ





 ここは

いつもの潮見坂『道の駅』




ナルシスト・・・だよな

自分の単車を撮るなんて





ちらほらと

単機のライダーがやってくる




突然変わって

ここは名古屋市内



地方だよな・・・って感じのお店







つい

カメラに収める





今日は

単車でも車でも

よく走った




いいかげん


疲れましたよ



PorcoRosso



追伸


出来ました


夢はたかくつくな・・・









2012年2月4日土曜日

自分の人生を好きになろう


氷点下の朝


ウインドウ越しに見える風景は


うっすらと

屋根に見える雪が

街の冬を物語っています




この寒空の下

900ccの単車で

勤め先へ行く


峠を走る凍結した路



馬鹿な事だよね

なにも 辛い思いをしてまで

単車を走らせなくてもよいのにね



指先が痺れ

千切れそうになる感覚


でも

それが 気持ちいい



毎日が

不愉快に流れ

贅沢な悩みを持ち

日々が苦痛に溢れている


まるで生きていると言う感じがしない


生きるってなんだ?


半世紀を過ぎても まだ判らないよ


しかし

走る時は生きている感じがする


その刹那が好きだ


瞬間々が死につながっている

死を感じることができるから

生きている事を感じることができる


生きる事の意味は判らないが

生きている事を感じる術は持っている



単車は

私にとって そう言うものだ

単車と生きるのが

そんな私は 自分が好きだ


痺れる指に

感覚が戻ってきた


意味のない一日が今日も終わる

ただ数十分の間

生を感じることができたのは

幸せな事

カヴァーをかけて

今日も眠ろう


明日も生を感じることが

できます様に



PorcoRosso