2010年11月23日火曜日

おやじ

昭和2年1月4日の生まれ


   所謂 戦前生まれ

おやじからすると

  全く血のつながりも無い私を50年も愛情を注いでくれた

私にはかけがえの無いおやじ


 2010年6月に脳梗塞を患い

右半身の自由を奪われ

    言葉も自由に成らなくなった

しかし 時折弱みは見せるものの 自分の足で立ち上がろうとする姿は

 頼もしさを感じる


老いによる衰えと 気力による頑張りで機能向上を目指す事で

 相殺されては居るが

年齢に合わないその姿に 100歳を越えて欲しいと思う 



3年前 連れ合いを亡くして後 少なからず元気が失せたものの

  どっこい 俺は生きてるぜ!

と言わんばかりの威勢も飛び出す

   そんなおやじと共に生きる私は幸せ者だと

最近しみじみ思う


       永遠は在り得ないが

 しかし永遠を得たいと願う私である


        (2010年7月 某海岸沿いのロードにて)



   PorcoRosso


2 件のコメント:

むら さんのコメント...

私のおやじはもう十数年前に亡くなりました。

バイクの好きなおやじで、高校の時に原付免許を取った時も「俺は何ccのバイクでも乗れるんやで」と自慢していたことを思い出しました。

いずれ別れは来ますが、それまでに親孝行してあげてくださいね。私はあまり出来なかったもので。。。

ポルコロッソ さんのコメント...

むらさん

  ありがとうございます

御父様の事での思い出のあることは

 素敵な事と思います


私にはその様な思い出になる様な事は無いですが

 でも出来るだけの思いを込めて

毎日を過ごしたいと思います


  おやじにとって 何が孝行になるのやら

とんと判りませんが

 でも

いつまでもおやじはおやじなので

  甘え 頼る事も孝行かも知れぬと

今 感じます

 私の名前 ・・・三孝

この名前に負けぬ様 

 日々努めたいと思います



       PorcoRosso