タマネギを細かく刻んで
生姜もマッチ棒のように刻み
鍋にオリーブオイルと 鷹のつめをひとつまみ
ひき肉を鍋で炒め 塩とコショウもひとつまみ
何をしてるかって?
私お得意のジンジャーカレーを作っているのです
つい先ほど仕上げて 今はじっくり煮込み中
そうして 夜に二度目の煮込みをすれば コクの出るカレーに出来上がりです
そうして料理をしていると 当然目に入るのはCB750four
我が家は少々変わった造りで
キッチンの向かいが単車スペースになっているのです
久々こころにゆとりをもってCBを眺めると 4年前の事故を思い出したのです
R151を北に
調子をこいて少々速度を出していたのです
狭い巾のトンネルの直ぐ手前
左カーヴの道でした
これまた勢いよく突っ込んで行った先に トラックがセンターラインを割って
こちら側の車線に居るではないですか・・・
もう そこからはスローモーションの世界
私はトラックにぶつかる瞬間 『CBが壊れるっ!』 もうその事しか頭になかった
正面衝突すれば フロントフォークから逝ってしまう・・・
トラックが視野いっぱいになった時に そう考えが過ぎり
リアブレーキを思いっきり踏んでリアを流し
トラックに対して単車を横向きにしました
そこからの記憶はありません
気付いたときは 道端で仰向けになり 救急車が近づいて来るのが分かりました
鎖骨と肋骨を折り その日の夜 病院であまりの苦痛に吐き気をもよおし
気を失う寸前だった事を思い出します
3日で病院を追い出され 直ぐ様CBの事が気になり
設楽警察署まで行き 防錆スプレーを手に
警察署に保管されているCBが錆びない様施してきました
(その時 警官は驚いていましたね)
しかしその姿は無残で・・・
でも幸運にもエンジンとフレームは無事でした
こんなラッキーな事はない
このCBのおかげで 死んでいても不思議では無い事故で
鎖骨と肋骨の骨折だけですんだ
こんな幸運を呼ぶCBは 乗り続けなければならない・・・
そう思い 直ちに修理へと段取りしたのでした
そう もうあれから4年
このCBには色々と曰くアリの単車ですが
これから先も 生死を共にした者として
乗り続けたいと
ジンジャーカレーを作りながら思ったのでした
P・R
4 件のコメント:
いいですねぇ…カレーは好物です(^_^;)
私には、事故の最中にそこまで考えるのは無理っぽいです(汁!)
とっさの判断が功を奏したわけですね。
CB…大事にして下さいね。
人ってのは
この様な状況下では
私同様 スローモーションの世界に入るようです
昔 初めてこけた時もそうでした
でも 身体は反応した
人間ってすごいのでしょうね
P・R
こんにちはmjです。
こんな出来事があったんですね。
私も若かりし頃、いきがって峠を走っているときに、道路脇の砂利にグリップを取られて側溝にハマったことがありました。
フロントタイヤを軸に、バイクが90度逆立ちして、私は道路脇の茶畑へ5mくらい放り出されました…
タイヤが滑るから空中を舞っている間、やっぱりスローモーションでいろんな事を考えていました。
mjさん
お互い単車に乗っていると
いろいろな事がありますね
でも何としてでも生き抜きましょう
私は唯一死を身近に感じる時は
単車に乗っている時です
だからこそ生きている事が尊く思えるのかも知れません
時々落ち込みますが
それでも まだ生きています
単車のおかげかも知れません
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