2011年3月17日木曜日

私も忘れていた


  先日 仕事の帰りに いつものように“水”を買いにいった

       「あれっ 無い」

 カウンターに行って 女性店員に聞いてみた

   「ねぇ 水 無いの?  あぁそうか 地震の被災者の方々へ送ったんだね」

    ところが 女性店員の答えは違っていた

 「違うんですよ この近所に住むブラジルの方々が みんな買って行ったんですよ」

    「えっ?」

   「ひと家族に二ケースまでって言っているのに みんな 家族では無い・・・って言ってね」


 そうなんですよ

      買い溜め?買占め?

 私は いつもとおりの水を買いに行っただけなのに

    これも 震災の影響?

  何か無性に 悲しくなりました


 震災のあった街では 食料や水さえないのに

   ここでは それを自分の為だけに買い占めている

お茶や スポーツ飲料には手も触れず・・・水だけ


  メディアでは ガソリンなども買占めが増えてきたとか・・・


手前勝手な考えかもしれないが

  同じするならば

 市町村や 自治体が いざと言う時のために備蓄をして

最悪の事態になったときは それらを市民に区別無く平等に分配する・・・

  そのための買い溜めであれば・・・

それも この様な緊急時に行うのではなく

   平素から準備を怠らないようにする・・・


 時にはそれらを 困っている地域に提供する・・・など

 

  同じお金を使うなら その様に使いたいものだ


  1人では出来ない事も その様に街や市で行えば 相当な力になるはずなのに


     私は 家に帰って 父に言われた

 「買い溜めなんて するなよ」

  認知症と脳梗塞の後遺症に苦しむ父が呟いた


 私は この父に育ててもらった事を 誇りに思う

  今一度 隣人に手を差し伸べる事ができないか?

見直しても善い様な気がします


    
              M・K


   

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