死
命の炎が消える
これを死と言う
それまでの行い 仕草 言葉 それらが
ある瞬間で 全てが切れる
何処に行く訳でもない
生と言うものが いきなり失せてしまう
無が全てを飲み込み 消滅するのだ
そこに残るのは 入れ物であった肉体のみ
命とは 単なる科学的な反応だけだったのだろうか
反応が昇華し 様々な 且つ複雑な反応を見せていた
死とは その反応が止まった事を言うのか
生きる事の意味
そこには虚しさしか無いのかも知れない
母の命日である今日
悲しさと切なさが 身体を支配する
こんな複雑な反応なんか無ければいいのに
あの雲の向こうに ふと 行ってみたくなった
夏の幻
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