俺が27歳のとき
何をしていただろうか?
たしか・・・CB400Tを乗り回していたと思う
明けても暮れても単車三昧
志も無く 意味も無く走り回っていた
そんな昔の自分を振り返るような今日
27歳にして 一国一城の主と成った彼
“鶏口と成るも牛後と成る無かれ”
ベレロフォンのメンバーに連れられて
走った先に
彼のカフェがあった
『GoingCafe』
それは 愛知県の岡崎を拠点とする
移動カフェである
彼の淹れる珈琲は飾り気も無く
見た目はシンプルなものだが
寒い中 のんびりと寛ぐには
最高の珈琲だった
岡崎に来られた時は
寄ってみるのも良いと思う
PorcoRosso
大切なアバルト500
トラックに衝突させた
朝 いつも飲んでいる薬を間違え
睡眠剤を飲んでしまった
運転中…おかしい…と思った瞬間
気が付いたら身体に衝撃が…
しっかりトラックと衝突してた
でも
人をはねなくて本当に良かった
昨日 深夜より
GPZ900Rを乗ってみて居る
当時のカワサキが始めて挑戦した
コンパクト化された水冷エンジン
ゴリゴリとした排気音はカワサキそのもの
夜中の23時 気温は4度
適度に冷えた空気を裂きながら走るのは
気持ちが良い
奏でる排気音
気持ち良く聞こえるエンジンノイズ
あぁ 単車って生きているんだ…
空気の冷たさに手が痺れてくる
孤独な中で 穏やかな気持ちに成って来る
私にとって単車は 若い頃からの憧れ
見果てぬ夢
暗闇の中で
時折すれ違う光の波
単車は独りを豊かに愉しむには
最高の贅沢なのだろう
そして同じ空の下には
おんなじカンバンを背負った奴が
何処かに居る
そう思えると 独りで走る事に
無限の広がりが感じられ
豊かな新こころに満たされながら更にアクセルを
握った手に力が入る
単車に乗らないと
糖尿病に成ります
私はそれで糖尿病に成りました
(T . T)
PorcoRosso