2011年7月13日水曜日

死ぬまでおまえと


過去

CLUB Bellerophonのブランチ・ミーティングに

何度か参加して

共に楽しい時間を過ごした仲間が

死んだ


通称:くま


ツーリング帰りの道中との事



通夜の席上で

棺に入った彼の寝顔を見たが

全くの別人の様であった


せめてもの救いは

彼が死ぬまで好きな単車に乗っていた事


残された家族にとっては

たまった理屈では無い事と承知しているが


それが例え無念の死であったとしても

その中で 救いの光が在るのであれば

それは

死ぬ間際まで 好きな事をしていた



そう信じたい


“あの世で永遠に単車に乗ってな





通夜の帰り

ふと

空を見上げると


空がふたつに裂けたのか・・・と思える

光景に出会った



その裂け目から

くまの声が聞こえたように感じた


“俺はまだ走っているぜ”






PorcoRosso




3 件のコメント:

kezberon さんのコメント...

ご遺体と対面するのは、非常に辛かったです。
彼のためにも、我々は生涯バイク乗りとして、生きつづけなければ…と、強く感じました。

ポルコロッソ さんのコメント...

そうですね
私達は
みっともなくとも
藁にしがみついてでも
生き抜いて行きましょう

時の生き死には
運命(さだめ)が決めてくれるでしょう

PorcoRosso

mj さんのコメント...

こんにちはmjです。

ブログがアップされてすぐ拝見しました。
でも、この記事に出てくる「くまさん」が、誰をさしているのか…
『まさか、あの「くまさん」ではないだろう・・・』と思い、彼のmixiをチェックしてみたりしました。

私の勘違いならいいのですが・・・
これは、「くま」こと「K氏」のことなのでしょうか?